マネジメントメッセージ

世界ではIoTやAI、ビックデータ活用など「攻めのIT」が次なる成長に向けて、大きなテーマとなっています。

一方、多くの日本企業の情報システムは依然としてレガシーシステムを温存し、部門ごと業務機能ごとに構築した数多くのサブシステムが複雑につながり、新たな機能追加や維持管理において、コストも対応稼動もかかる非効率なものとなっています。

また、海外進出やM&A等によりグローバル化を加速させ、多くのグローバル拠点を抱えているにも関わらず、国内と海外では使っている経営数値の管理レベルも元データの算出基準も、そして情報システムもまったく異なっている場合が多く、グローバル・レベルで瞬時に統一された事業数値に基づいた経営判断をすることが難しいとされています。

つまり、多くのIT部門は「攻めのIT」に取り組む前に「守りのIT」の維持管理・改修に日々、頭を悩ましているというのが現状ではないでしょうか？これは日本が得意とする現場主義の行き過ぎ、企業システムの現場では、常に個別最適が優先された結果とも言えるかもしれません。

NTTデータ グローバルソリューションズは、NTTデータのSAP専業グループ会社として、NTTデータグループにおける長年にわたる企業システムの経験の中から、SAP事業を集約し、2012年に設立されました。

すでに社員数は500名を超え、SAPが提供している多くの業務領域に精通し、グローバル規模の業務改革をリードするコンサルタントを有しています。またinERPiaによるグローバルなAMO/ITOサービス、SAP S/4HANAを中心に、Predictive Analyticsなど新しい領域、攻めのITに通じる技術にも明るい特色あるプロフェッショナル集団となっています。

NTTデータグループは、全世界で約1万7千人のSAPコンサルタントを有しています。NTTデータ グローバルソリューションズは日本におけるSAPコア・カンパニーとして、国内外グループ各社とも連携して、日本企業にグローバルでシームレスな、そして全体最適を目指したマネジメント基盤を提供いたします。