SaaS型プロジェクト管理アプリケーションを提供するmonday.com社と業務提携し、顧客のDXを促進
～SAP ERPソリューションとmonday.comの連携により
プロジェクト管理と現場管理を統合したビジネスソリューションを提供～

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ（所在地：東京都中央区、代表取締役社長：磯谷 元伸、以下 NTTデータGSL）は、6月23日、SaaS型プロジェクト管理アプリケーション「monday.com」を提供するmonday.com社（所在地：イスラエル　テルアビブ、共同創業者兼共同CEO ロイ マン、エラン ジンマン、以下monday.com社）と、業務提携を行いました。

monday.com社は、イスラエルで2012年に創業し、プロジェクト管理のSaaSアプリケーションである「monday.com」を世界中で提供している企業であり、2021年6月10日にNASDAQに上場しました。monday.comは、タスク管理やプロジェクト管理を起点に、チームと組織の効率的な業務管理を支援するアプリケーションであり、Collaborative Work Management（CWM : コラボラティブワークマネジメント）、すなわち、複数のメンバーが情報を共有しながら円滑にプロジェクトを実行することを可能にします。同アプリケーションでは、カラフルなビジュアルとシンプルな操作性で、プロジェクトの進捗状況とメンバーの進捗や課題を一元で管理することができます。

monday.comは2014年に販売が開始され、現在では、コカ・コーラやアイスホッケーリーグNHLをはじめとするグローバル企業に加え、IT、建設、不動産、法律事務所、音楽プロデューサーなど200を超える業界と世界190カ国、約127,000社にまで導入企業数が拡大しています。

今回のNTTデータGSLとmonday.com社との業務提携により、NTTデータGSLは同社が中堅、成長企業向けに導入サービスを提供しているSaaS型ERP製品、SAP Business ByDesignとmonday.comの連携テンプレートの提供を行います。建設業やシステム開発をはじめとするプロジェクト型の業態である企業は、プロジェクトの進捗に応じた実績費用などの計上が必要になりますが、従来はプロジェクト管理とは別のプロセスで作業実績を計算し、予実管理やプロジェクト会計を行っているケースが多く、リアルタイム性やデータの正確性が課題になっていました。今回NTTデータGSLが提供するテンプレートにより、現場プロジェクト管理とERPをデータ連携し、プロジェクト会計をリアルタイムで円滑に実現することを支援します。また、グローバルに展開が可能である製品同士を連携させることにより、言語や通貨の異なる国や地域に応じた展開と、データの一元管理の両立が可能になります。

NTTデータGSLでは、従来提供しているSAP Business ByDesignの導入に加え、monday.comの初期導入支援および運用サポートを提供します。加えて、連携のテンプレートを33万円（税込）の定型オプションとして販売します。さらに、将来的にはSAP S/4HANAとmonday.comの連携を視野に入れ、継続的にソリューションを開発していきます。

NTTデータGSLでは、SAP Business ByDesignとmonday.comの連携ソリューションのPoCをすでに終了しており、2021年度中に20件の受注を目標としています。


なお、NTTデータGSLは、2021年7月15日（木）に当リリース内容に関するオンラインセミナー「【CWM最新ソリューション・事例】プロジェクト管理・リモートワークでのチーム和衷協同にお困りの方向け、IT系の企業に限らず様々な業種で広く導入されているプロジェクト管理ツールと実例紹介」を開催します。詳細はこちら