SAPのソリューション

デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進などの経営課題の解決に向けて、ERPソリューション、クラウドアプリケーションや開発・運用基盤を組み合わせて、グローバルなエコシステムを構築のためのソリューションです。

お客様の課題

業種や規模によって企業の課題は経営課題、業務課題、システム課題など多様です。さらにそれぞれ課題は単一分野の課題だけではなく、相互に関連することで複雑になっています。

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様々な業種に関する技術・ノウハウに裏付けられたソリューション力をベースにした豊富な SAP Business-all-in-one テンプレートワンストップサービス体制で、導入から保守までをサポートします。

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企業情報

日系企業のグローバル展開に伴う、システムのグローバル化需要に応えるために、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社を設立し、国内のグループ会社に分散しているSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、戦略的な事業経営を目指します。

ビジネスプロセスとは?
ビジネスプロセスの重要性とその改善方法を分かりやすく解説

企業のビジネスプロセスを把握し、継続的に改善を続けていくことは、企業の収益性の向上のみならず、コンプライアンスの観点からも重要です。

今回のコラムでは、ビジネスプロセスの重要性。ビジネスプロセスを改善していくためのSAP社の「RISE with SAP」について解説します。

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ビジネスプロセスとは

ビジネスプロセスとは、企業内で行われている、特定の目的を達成するために行う一連の活動のことを指します。

例えば、ECサイトを運営する企業が、商品を発送するためには作業が一連して行われます。

  • 商品の梱包
  • 発送伝票への記入
  • 集荷の依頼
  • 発送
  • この作業は、商品の発送を目的としたビジネスプロセスとして考えることができます。そして、商品の発送というビジネスプロセスは、請求書の発行や集金というビジネスプロセスと組み合わさり、代金回収といったより上位のビジネスプロセスを構成していきます。このように、ビジネスプロセスには、明確な目的があります。そして、その前後のプロセスとつながっているという特徴があります。様々なレイヤーのプロセスが入れ子構造になって、企業のビジネスプロセスが出来上がっています。また、一度だけではなく、何度も繰り返すことができること。そして、その効果を測定など振り返ることができる点も特徴です。上述の発送作業であれば、請求書の発行から商品の発送までの時間を確認することで、そのプロセスがどの程度効率的に行われているかを評価できます。

    なぜ重要なのか

    担当者の経験に依存した業務のやり方は再現性が低いです。そして、業務の内容によっては、リスクを伴います。

    ビジネスのパフォーマンスを上げ、企業の収益体制を強化していくためには、企業内で発生するあらゆる業務を、ビジネスプロセスとして標準化し、一連の作業の流れを「見える化」することが重要です。特に、上位のビジネスプロセスにとって、この考え方が求められます。

    発送のような単純なプロセスであれば、担当者や部門レベルで完結しますが、より上位のビジネスプロセスであれば、複数の組織や部門が関与します。

    このような時に、ビジネスプロセスをどのように最適化するかという視点を持ち、部門ごとの個別最適ではなく、組織や部門の壁を越えた、全体最適を実現できるでしょう。企業の経営方針や戦略に基づいてビジネスプロセスの分析を行い、最適化を目指して、継続的に改善するマネジメント手法が、ビジネスプロセスマネジメントです。

    ビジネスプロセスの改善を続けていくことが、企業活動の効率化や競争力向上に繋がります。

    活用するメリット

    企業活動がますます複雑化し、現在のビジネスプロセスを適切に管理し、改善していくことに大きなメリットがあります。例えば、ビジネス環境の変化に伴い、事業内容が変わることがあります。この際、それぞれのビジネスプロセスにおいて、何がどのように行われているかをきちんと把握されていれば、新しい目的に合わせてプロセス内容を組換え、交換することが可能です。もし、ビジネスプロセスが属人化していたら、変化に素早い対応ができません。

    そして、ブラックボックス化したビジネスプロセスでは、不正やコンプライアンス違反などのリスクの温床になります。変化に対応し、企業として今後も生き残っていくためには、ビジネスプロセスを適切に管理し、活用していくことが不可欠です。

    変革するためには

    営業やマーケティング。経理、製造など、様々な部門の業務が複雑に絡み合う今日の企業のビジネスプロセスを管理し、変革していくためには、ITの力を借りることがもっとも有効です。

    そんな中、注目されているのが、SAP社が2021年1月に発表した「RISE with SAP」です。

    「RISE with SAP」は、SAP S/4HANAを中核にクラウドへの移行。そしてSAP社が提唱するデジタル時代における企業のあり方「Intelligent Enterprise」の実現に向けた「道しるべ」ともいえるスイート製品で、ビジネスの変革に必要なソフトウェアがまとめられています。

    その一部にビジネスプロセスの再設計が含まれています。例えば、SAP社の製品である「Discovery Report」の機能を用いて、既存のERPのデータを分析し、業務プロセスの傾向を把握し、課題を解決します。そして、SAP S/4HANAを活用した業務効率化を実現できます。また、SAP社が提供するロボティクスプロセスオートメーション(RPA)やAIサービスと直接連携することで、ビジネスプロセスにインテリジェンスを組み込むことが可能です。

    加えて、SAP社は今後も企業のビジネスプロセスの把握や改善を行っていきます。そして企業のデジタル化への変革を支援し強化していきます。

    DXが、あらゆる企業に求められるようになった今、「RISE with SAP」のようなソリューションを活用し、ビジネスプロセスを変革しIntelligent Enterpriseへ、企業のデジタル化を推進していきましょう。

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