SAP運用保守の効率化
SAPソリューションは、クラウドを含めたインフラからミドルウェア、アプリケーションまで多くの要素で構成されており、また、海外を含めたグローバルでの体制が求められます。
一般的にシステム導入が終わると運用保守のフェーズに入ります。その中でも、SAP ERPソリューションの運用保守には、アプリケーションの仕様変更のような、あらかじめ想定されている保守もあれば、障害対応のような突発的な事態も発生します。また、システムはハードウェアやネットワークといったインフラから、ミドルウェア、アプリケーションまで多くの要素で構成されており、迅速に原因を追究して対応することが難しいケースもあります。
こうした事態を防ぎ、安定したサービスの提供と事業の継続を行うには、最適化された運用保守体制が不可欠です。
特にグローバルで展開されている場合、異なるタイムゾーンをカバーし、地域に固有の事情も踏まえた対応をすることは容易ではありません。そのため、導入のための設計時から運用を意識することと同時に、適切な運用体制を整えることが非常に重要です。
そのため、SAPソリューションの導入を検討する際には、設計段階から運用保守を考慮し、運用の設計や体制も検討することが重要です。導入パートナーを選定する際には、設計から導入、運用までワンストップでサービスを提供するとともに、グローバル体制でサービスを提供できるのかという点を判断基準の一つに置くことをお勧めします。
NTTデータGSLでは、NTTデータ グローバル体制とともに、グローバルでの一貫した運用保守とともに、SAPのアプリケーションだけでなく、インフラやライフサイクル管理、周辺アプリケーションの保守を含めたトータルサービスを提供いたします。