株式会社あきんどスシロー様
クラウド上にグローバル会計システムを構築し、海外進出体制を整備
- グローバル運用
- クラウド
- サービス関連企業
株式会社あきんどスシローは、関西を中心に回転寿司チェーン「スシロー」を372店舗(2014年8月時点)展開しています。また、2011年12月には海外展開への足がかりとして韓国への出店を果たしました。そしてさらなるグローバル化を目指す同社は、会計シ ステムのグローバル対応を実現するため、SAP ERPを採用。NTTデータ グローバルソ リューションズ(以下NTTデータGSL)の支援を受けて、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウド環境上に 5カ月の短期間で新会計システムを構築。これにより、会計業務の標準化とシステム運 用のレベルアップが実現し、海外進出に向けた体制を整えることに成功しました。
導入前の課題
- 日本の会計基準に特化した会計パッケージを使用し、グローバル基準への対応が必要な連結会計処理は手作業で行っていた
- 長年にわたって担当者が仕様変更を繰り返していたため、本人以外がわからない処理もあり、属人化した、使いづらいシステムとなっていた
- 二重入力やその修正など、本社での業務効率が悪かった
NTTデータ グローバルソリューションズを選んだ理由
- 世界中の企業のノウハウをベストプラクティスとして実現しているSAP ERPのグローバルでの導入・運用実績が豊富
- 会計テンプレートを活用した短期間での導入が可能
- 運用ツールHinemosやワークフローintra-martなど、外部システムとの連携を実現するNTTデータグループの製品群の活用が可能
- 導入後もインフラからアプリケーション(ベーシス ・AMO)までを一括保守サポートに対応
- コンサルティングファームより低コスト、かつ、業務面とシステム面双方のバランスが取れている
- 長年にわたって担当者が仕様変更を繰り返していたため、本人以外がわからない処理もあり、属人化した、使いづらいシステムとなっていた
- 二重入力やその修正など、本社での業務効率が悪かった
導入ソリューション
- AWS上にSAP ERPを導入
- IFRS、JGAAP(日本)、KGAAP(韓国)に対応したグローバル会計システムを構築し、会計業務を標準化
- 会計テンプレートを用いたノンカスタマイズ導入で会計業務を標準化
- AWSと会計業務を熟知したコンサルタントによる導入支援
導入の効果
- プロジェクト開始から5カ月で本番稼働
- テンプレートを利用し、アドオン開発をゼロとしたことで低コストでの導入を実現
- IFRS、JGAAP、KGAAPの3つの会計基準を一元化
- 周辺システムとの連携により、会計システムヘ音データ入力が一本化され、IT統制が実現
- 会計業務の属人化が解消
お客様の声
情報システム部 部長
田中 覚 様
当初からカスタマイズはしない方針を掲げていたので、SAPをよく知るSierであることが絶対条件でした。その中で、コンサルティングファームよりも低コスト、かつ業務面とシステム面の双方からバランスの取れた提案をしてくれたのがNTTデータGSLです。 アサインされたベテランのPMと若手のコンサルタントは、IFRSや財務会計に関する知識も豊富で、会話を重ねていく中で、信頼できるパートナーと判断できました。また、企画フェーズから入ったコンサルタントが実際にPMとなり、最後までマネジメントしてくれたため、安心感がありました。おかげで大船に乗った気持ちでカットオーバーを迎えることができました。
お客様情報
会社名 | 株式会社あきんどスシロー |
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住所 | 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-22-2 |
URL | http://www.akindo-sushiro.co.jp/ |
創立 | 1984年6月 |
主要事業 | 回転寿司チェーン「スシロー」の経営 |
- 記事中の企業名、部署名、担当者情報等は取材当時のものです。
- 記載されている会社名、製品名、サービス名はNTTデータ グローバルソリューションズまたは各社の商標もしくは登録商標です。