TOA株式会社様
クラウド型のSAP IBPを活用してPSI計画の効率化を図り、グローバル規模でS&OPを推進
- グローバル運用
- クラウド
- 製造業
業務用の音響機器からセキュリティ機器の製造/販売まで手がけるTOA株式会社は、グローバルサプライチェーンの強化に向けSAP Integrated Business Planning for Supply Chain(SAP IBP)をNTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)の支援のもと導入しました。
PSI(Production Sales Inventory)計画の効率化と、経営・営業・生産部門の連携によるS&OP(Sales & Operations Planning)の実践により、より顧客ニーズに即した製品供給に取り組んでいます。
導入前の課題
- 供給経路の複雑化で計画が煩雑化し業務負荷が増加
- Excelマクロのバッチ処理によるデータ更新遅延が発生
- 需要変動対応がシステム間の非同期で効率が低下
- 実需要と販売予測の乖離が生じる事で欠品、在庫過剰が発生
- COVID-19による世界的パンデミック状況下で部品調達が困難で生産停滞と在庫、出荷管理の混乱が発生
NTTデータ グローバルソリューションズを選んだ理由
- SAP IBPの導入実績が豊富である
- SAP IBPの設計思想を深く理解している
- リファレンスを活用した業務の見直しを 積極的に提案いただいた
- プロジェクトに経験が豊富なメンバーをアサインし、 Fit to Standardを強力に推進できる
導入ソリューション
- SAP IBP for Sales & Operations
- SAP Supply chain control tower
導入の効果
- 計画サイクルを週次から日次単位で実行
- システム機能を活用した業務の標準化により属人的な計画業務に排除を実現
お客様の声
SCM本部 SCM戦略部長
上田 昭則 様
要件定義から設計、開発まで、NTTデータGSLの開発メンバーと日次で連携を取りながら進めていただきました。業務面とシステム面の課題を一覧化し、定例会や日次ミーティングで逐次説明を受けることで、特にプロジェクトマネージャーが一つひとつの課題について、影響の大小を丁寧に整理して説明してくださり、大変安心感を持つことができました。
経営管理本部 情報システム部長
濱田 健太郎 様
導入に際して、NTTデータGSLの支援体制が非常に頼りになりました。当社が目指すベストプラクティスと過去の成功事例を参照しながら進めるというアプローチがNTTデータGSLと合致しており、提案時のプレゼンテーションやデモを通して、プロジェクトメンバーの知識や能力の高さを実感しました。 SAP IBPの導入では、まずデモ環境で設計思想を学び、Fit to Standardを基にした導入イメージが掴めました。その後、プロトタイプ環境を使った要件定義で、在庫計画や発注計画などで既存業務とのギャップを丁寧に分析しながら、基準在庫の設定方法や需要予測モデルを検討することができました。
お客様情報
会社名 | TOA株式会社 |
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住所 | 兵庫県神戸市中央区港島中町7-2-1 |
URL | https://www.toa-global.com/ja |
創立 | 1949年4月20日(創業:1934 年9 月1日) |
主要事業 | 音響機器、映像機器、通信機器、その他電子・電気機械器具の製造販売およびサービス事業 |
- 記事中の企業名、部署名、担当者情報等は取材当時のものです。
- 記載されている会社名、製品名、サービス名はNTTデータ グローバルソリューションズまたは各社の商標もしくは登録商標です。