周辺ソリューション
ERPソリューションの価値の一つに、業務データをリアルタイムに一元的に収集し、タイムリーな経営情報の把握と意思決定を支援することがあります。しかしながら、企業には多様な業務とそれに応じたシステムが存在しています。
そのため、ERPに情報を集約し、その価値を発揮するために周辺ソリューションに関しても設計や実装を行います。
システム連携
ERPの周辺には様々なシステムが連携し、企業の業務プロセスを構成しています。製造業においては設計システムやPLM、生産管理、物流をはじめ、どの業種にも共通する顧客管理(CRM)やHR(人財管理)システムなど多岐にわたります。これらのシステム間で共通するデータの整合性を保ち、リアルタイムなデータ連携を通じて、効率化や品質の向上と、企業活動をつなぐことによるデジタルトランスフォーメーション(DX)の基盤とすることが可能です。
データ集約
ERPだけでなく、様々な業務システムに蓄積されているデータを一元的に管理し、業務横断的なデータ活用の基盤を提供します。SAP HANA Cloudでは、クラウドサービスとしてインメモリデータベース基盤を提供し、様々なシステムとのデータ連携と、高パフォーマンスのデータベースをスケーラブルに提供します。データ集約するデータレイクの設計と構築を支援します。
データ活用(BI)
SAP HANA Cloudなどのデータレイクに集約されたデータを活用するため、分析用のデータマートを切り出し、ユーザーインターフェイスとなるSAP Analytics Cloud(SAC)などのBI(Business Intelligence)ツールを利用して、ユーザーはオンデマンドで情報の分析や予測、意思決定を行うことが可能です。
さらに必要に応じてERP以外のデータソースからのデータの集約や、ユーザーのレベルに応じたBIツールの選定も可能です。経営者をはじめ、各レイヤにおける意思決定者を支援します。
NTTデータGSLは、豊富なSAP ERPソリューションの導入や活用に関するコンサルティング経験をもとに、お客様の環境や要件に応じた最適な情報活用環境の構築を支援いたします。