SAP S/4HANAテンプレート(GBMT)
不確実性が高まる世の中で、企業がイノベーションを創出し、競争力を高め、維持していくためには、デジタル時代に合った優れた情報基盤の構築が求められています。
それを実現するためには、プラットフォームとしてデジタル時代のERPを整えておくことが必要です。
ERPソリューション導入前に抱える課題(例)
- 経営情報の見える化が困難
- データ分析の際、収集や加工に時間を要して、リアルタイムの分析とスピード経営が行えません。
- 整合性が取れた、精度の高い情報がない
- システムの連携が不十分のため、整合性が取れず、データに対する信頼性が低いです。
- 業務効率化が図れない
- 分断と複雑化したシステムにより、業務プロセスの標準化が困難。全社、組織全体の業務効率化が図れません。
SAPソリューションの導入メリット
ERPソリューションを提供している企業が多くある中で、SAP社は企業が最新のデジタルテクノロジーを活用するあり方として「インテリジェントエンタープライズ」というコンセプトを掲げています。
これは、従業員がより価値の高い成果に集中できるようにAI、機械学習、IoTを活用する企業のことです。
この実現には、SAP社が提供するソリューション「SAP S/4HANA®」をコアとして活用し、今後のデジタル時代における経営と事業運営を推進します。
- スピード経営の実現
- 圧倒的な処理速度により、分析とレポーティングを同時に実行できます。そして、経営と事業に欠かせない情報を迅速に取得できます。
- ゼロレスポンスタイム
- データベースにインメモリ技術を採用し、従来のERPソリューションに比べ、データ処理速度が圧倒的に向上します。
- 業務効率化の実現
- 分断されている業務ごとのマスターデータや取引データを一元管理し、データの整合性や操作の一貫性を保持し、業務プロセスを標準化することで業務効率を向上させます。
SAP S/4HANA® 導入検討時における悩み
- グローバル展開を予定していない
- SAP S/4HANA®は、大企業向けであり、グローバル展開を予定していないため、国産ERPが自社に適しています。
- 統一した仕組みの実現が困難
- 本社と各拠点が異なるシステムで運用をしているため、全社で統一するには手間と時間がかかります。
- ITに特化した人材不足
- 本社ならびに各拠点のITリソースが不足しており、導入には多くの時間が必要です。
GBMT® for use with SAP S/4HANA ソリューション概要
GBMT® for use with SAP S/4HANAは、SAP S/4HANA®導入プロジェクトにおけるノウハウ凝縮されたSAP社認定テンプレートです。
製造業販社・専門商社・小売業向けのお客様が抱える課題(サプライチェーンマネジメント(SCM) )を強力にサポートし、経営の効率化と企業間の連携強化を実現します。
企業の課題解決を図るためには、このテンプレートを活用して、短期間で確実な導入を実現します。
機能と特長
導入コンテンツの豊富さ
GBMT® for use with SAP S/4HANAは、SAP S/4HANAパッケージ標準機能をベースとし、業務シナリオとシステム機能がプリセットされた、SAP S/4HANA®の導入に必要な方法論や各種ドキュメントがまとまったソリューションです。
企業間の連携強化
自社だけではなく、取引先とともにビジネスに必要不可欠なデータをリアルタイムで共有ができ、効率的な取引業務を実現します。
これにより各種取引をリアルタイムで分析ができ、経営判断をサポートします。
業務負荷の削減
GBMT® for use with SAP S/4HANAは、受発注取引から売上仕入計上、債券債務の自動照会ができ、業務の大幅な負荷削減を可能にします。
GBMT® for use with SAP S/4HANAを活用した3つのメリット
ERP導入テンプレートを用いることで、お客様の負担が少なく、短期間/確実な導入が実現できます。
ビジネス変化にも迅速に対応するための機能拡張が柔軟です。
また、将来的なグローバル展開にも対応できるよう業務の標準化を図れます。
各拠点の個別最適から、会社全体の全体最適を図り、情報の一元管理を実現できます。
スピード経営を実現し、ビジネスの革新を加速化させるためには、デジタル時代に合った優れた情報基盤の構築が急務です。
それを実現するのが、SAP S/4HANA®で、短期間で確実に導入できる手法がGBMT® for use with SAP S/4HANAの活用です。NTTデータグローバルソリューションズが効率的なERP構築をご提案します。