“組み立てながら学ぶ” ERP入門—学生向けブロック教材ワークショップを実施

2026/03/31

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:木村 千彫、以下 NTTデータGSL)は、学生が楽しみながらERPの本質に触れられるブロック教材を用いたワークショップを開催しました。本イベントには13名が参加し、企業における調達~生産~販売・物流の一連の流れを、ブロック教材を実際に“組み立てる”体験を通じて、ビジネスを支えるERPの役割を直感的に学んでいただきました。

【背景】

NTT DATA注1におけるSAP事業の中核企業であるNTTデータGSLは、「社員一人ひとりの成長が、会社へ多様な強みをもたらす」と考え、社員全員が最大限の力を発揮できるよう、研修・勉強会・研究会・資格取得支援等多彩な制度を整えています。中でも、全社人材育成を担う企業内大学「GSL大学」ではプロフェッショナリティを高めるテクニカルスキル、業務遂行に必要なビジネススキルなど、状況に応じて選択し受講することで、自身が望むキャリアや自己実現に向けてスキルアップを図ることが可能です。
NTTデータGSLは、国内でSAPを含むIT人材が大きく不足している状況において、学生向けの人材育成が重要だと考えています。これまで社内向けに実施してきた育成システムであるGSL大学で培ったノウハウを積極的に社外に展開し、学生層におけるSAPの認知・理解を獲得する活動を推進しており、2026年11月からは、近畿大学や滋賀大学と共同でのデジタル人材育成の取り組みを開始しています。
こうした活動の一環として昨年度より、学生が楽しみながら企業の調達~生産~販売・物流の流れやERPの本質に触れる組み立て式ブロック教材を用いたワークショップを実施してきました。参加学生からの好評を受け、今年度も複数回開催しており、直近の実施内容についてお知らせします。

【イベント概要】

ERP、SAPの理解促進を目的としたワークショップを中心に、NTTデータGSLでの実際の働き方やキャリアパスなど、わかりやすく紹介しました。

開催日 2026年2月26日(木)~27日(金)
場所 NTTデータGSL本社(東京 日本橋オフィス)
参加学生 13名
内容
  • ERPとは?
    製造業を例に、ERPシステムがなぜ基幹系システムと呼ばれ重要とされるのかについて解説しました。ERPを用いて経営資源の活用を最適化するとはどういうことか、経営資源の活用を最適化するためにERPシステムは何故必要かを伝えました。
  • 製造業とは?
    製造業とひとくくりにしても、実際にはさまざまな企業があり、製品やその製造プロセス、販売方法が多岐にわたることを紹介しました。
  • SCMプロセスとERP
    顧客に商品・サービスを提供するまでには、たくさんのプレイヤー(会社、組織)が関係しており、実際にコロナ禍においてはサプライチェーンの分断など、さまざまな問題が発生しました。こうしたサプライチェーン上の問題を防止・解消し円滑に商品やサービスを顧客に届けるための活動をSCM(サプライチェーンマネジメン ト)と呼ぶことを紹介しました。
    特に、製造業では原材料を仕入れ、生産活動を通じて製品に変換し販売することで売上・利益をあげており、経営資源(Resource)を、カネ→モノ・ヒト→製品・サービス→カネのサイクルで回転させ、その中から利益を得ています。こうした意味でERPとは、SCMプロセス(経営資源のサイクル)を、ムダなく回転させ、企業収益を最大化させるための手法やシステムであることを解説しました。
  • 組み立て式ブロック演習
    上記解説後、グループに分かれブロックを使い実際に製品を作ってもらいました。注文を受け、必要な部品を洗い出し正確な個数を調達し、どのような順番で組み立てるか、作業時間はどれくらいかかるかを計画し、実際に手を動かし生産するところまでを体験してもらいました。
    メーカーが利益をあげるには、 1)何を?いつ?いくつ作るかを計画し、 2)その計画にあわせて、何千・何万という部品・材料をそろえて、 3)計画通り製品をつくり、納期通りに届けることが必要です。これを実現するためには、調達や生産等に必要なあらゆる情報を一元管理し、この情報を使って、調達~生産~販売・物流 の業務とモノの流れをスムーズにするERPシステムの利用が不可欠であることを体験してもらいました。

その他、SAPコンサルタントが実際に行う業務説明や、実際に働くイメージを沸かせるための先輩社員座談会、SAP業界に関するグループワークおよび発表も体験してもらいました。

【講座に関する評価】

今回のイベントに関するアンケートでは、満足度が4.91/5点と参加学生から高い評価を得られました。

  • SAP・ERP/業務理解の深化に関するコメント
    多くの参加者が、会社説明や現場社員の業務紹介、ワークショップを通じて「SAP・ERP・SCMの仕組みを具体的に理解できた」と評価していました。特に、抽象的に感じがちな概念が組み立て式ブロック演習や事例紹介によって“業務と紐づいたリアルなイメージ”として腑に落ちた点が印象に残っており、理解の深まりが参加者の満足度向上に大きく寄与していました。
  • 社員の人柄・雰囲気・キャリアに関するコメント
    座談会や交流時間で接した社員の「人柄の良さ」「距離の近さ」「丁寧な回答」に強い好印象が寄せられていました。事業部ごとの働き方やキャリア、女性の活躍や制度面など“実際の働くイメージ”を掴めた点が評価され、企業文化の魅力が志望度の上昇につながっていました。特に若手社員との対話が、リアルなキャリア像の理解に大きく貢献していました。
  • 学び・ワークショップ体験・ワクワク感に関するコメント
    参加者はグループワークやプレゼンを通じ、ITコンサルの役割や難しさ、協働の重要性を体感的に学んでいました。また事業本部長セッションや将来性の話題を通じて、「成長できそう」「ワクワクした」といった前向きな感情が多数見られました。交流の場も有意義で、他の学生から刺激を受けたとの声も多く、総合的に“学びと高揚感が両立した2日間”として評価されていました。

八木第一事業本部長によるSAPの紹介

先輩社員座談会

組み立て式ブロックを活用し、企業活動の流れを体験

【今後について】

NTTデータGSLは、今後もこうした学生向けのSAP理解促進に寄与する活動を推進していきます。その結果、長期的なSAP人材の育成、マーケットの拡大、さらには日本企業の競争力強化に寄与することをめざします。

【GSL大学とは】

GSL大学は、NTTデータGSLのありたい姿に向けて、組織の成長を支援する企業内大学です。その目的は組織成長のために、個々人の価値の向上および組織の価値の向上を支援すること、そして組織の維持・拡大を支援することです。

GSL大学|採用情報|NTTデータ グローバルソリューションズ

<NTTデータ グローバルソリューションズについて>

NTTデータGSLは、日本企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTT DATAのSAPグローバル体制とともに、国内グループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP® ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTT DATAにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。
SAPビジネスへの貢献度、ならびに顧客満足度などにおいて、極めて高く評価された企業が表彰される「SAP Appreciation for Partner Excellence」を、2013年より毎年授与されているSAP社のパートナー企業です。

  1. (注)NTT DATAはNTTデータグループの総称
  • SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。他の製品名およびサービス名等は、各社の商標である場合があります。
  • その他の会社名及びサービス名等は、各社の登録商標または商標です。

本件に関するお問い合わせ

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株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ
営業企画部 広報グループ
pr@nttdata-gsl.co.jp

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株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ
組織開発部 採用・育成チーム
recruit@nttdata-gsl.co.jp