株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ（所在地：東京都墨田区、代表取締役社長：磯谷 元伸、以下 NTTデータGSL）が提供する「Zerto Virtual Replication」が、2018年3月、株式会社グリーンハウス（所在地：東京都渋谷区、代表取締役 小沢 武史 以下、グリーンハウス）に採用され、同社のクラウド（AWS）上にバックアップ環境を構築しました。これにより、ほぼリアルタイムで、データが復元できるようになり、より強固な事業継続対策を実現しています。
グリーンハウスは、PC周辺機器をはじめ、映像・オーディオ関連機器やキッチングッズ、OEM製品、IoTソリューション等の幅広い分野の製品を取り扱う電子機器の総合メーカーです。2017年頃、BCP対応の重要性が叫ばれるようになり、同年、基幹系システムの障害が発生したことがきっかけで、緊急時にも確実に事業を継続できるバックアップ対策の必要性を痛感し、NTTデータ グローバルソリューションズが提案した「Zerto Virtual Replication」の採用を決定しました。決定後、3ヵ月で「Zerto Virtual Replication」を導入し、ERP環境のバックアップを構築し、その後2ヵ月で、周辺システムのバックアップを構築しました。現在では、安定稼働し、常に最新のサーバデータがAWSにレプリケーションされています。
「Zerto Virtual Replication」の導入により、グリーンハウスでは、基幹システムのバックアップ外部保管に低コストのクラウドを活用し、テープやサーバー装置などのハードウェアと、運用にかかる人件費を合わせて、5年間でコストを50％削減することを見込んでいます。また、月額課金のAWSを採用したことでコストも変動費化され、経営面でのメリットにつながっています。さらに、仮想マシンのレプリケーションにより、バックアップとDR対策を同時に整備しました。そして、テストフェイルオーバーによる定期的な有効性を確認し、テストフェールオーバーによる定期的な有効性の確認、本番状態での動作検証、リハーサルなどに活用できる環境を実現しました。
今後は、システムをクラウドに移行する際、複数のクラウドサービスを組み合わせた統合システム基盤の設計・運用、異なるクラウドサービス間のシステム移行やデータ保護などが発生することが考えられるため、NTTデータGSLは、様々なプラットフォームへ移行するためのサポートを行っていきます。
＜NTTデータ グローバルソリューションズについて＞
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズは、日本企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTTデータグループのSAPグローバル体制とともに、NTTデータの国内におけるグループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP® ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。
＜グリーンハウスについて＞
株式会社グリーンハウスは1991年に設立。パソコン周辺機器を中心に、映像・オーディオ関連機器やキッチングッズをはじめ、セールスプロモーション向け製品やOEM製品、IoT ソリューションなど幅広い分野の製品を取り扱う電子機器の総合メーカーです。
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