株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(所在地:東京都墨田区、代表取締役社長:磯谷 元伸、以下 NTTデータGSL)は、3月6日に開催されるSAPパートナー・サミット・デーの「SAP AWARD OF EXCELLENCE 2019(エスエイピー・アワード・オブ・エクセレンス)」授賞式において、「SAP Project Award」を受賞しました。同賞の受賞は、ポーライト株式会社のプロジェクトにおいて中国揚州工場に導入したインダストリアルIoTソリューション「SAP Manufacturing Integration and Intelligence(以下SAP MII)」を活用した取り組みが評価されたものです。
NTTデータGSLはSAP MIIに関する専門的な知識とノウハウを活かして、ポーライト社のスマートファクトリー基盤を構築しました。2018年1月から、SAP MIIをベースにポーライトグループ共通のSmart Factory基盤の構築を開始し、9月から11月にかけてSAP MII共通基盤のポーライト中国拠点への構築を完了させました。さらに2019年1月からは、SAP MII共通基盤をポーライト台湾拠点への展開を開始し、6月には、SAP MII共通基盤をポーライトの日本国内の工場への展開を予定しています。今回の構築では、状況を監視可能にすることで生産現場の安全性を向上させるとともに、設備毎の稼働状況や異常値を把握可能にすることで、製造品質および管理精度を大幅に向上させました。さらに、ポーライト社のグローバル統一規格を定義・適用し、同社のグループ製造拠点のスマートファクトリー化の実現に寄与した点など、幅広い取り組みが高く評価され、今回の受賞に至りました。
なお、NTTデータGSLは、「SAP AWARD OF EXCELLENCE」を7年連続で受賞しており、NTTデータGSLは、今後も日本企業のグローバル展開に伴う、システムのグローバル化需要の拡大をサポートしていきます。
<NTTデータ グローバルソリューションズについて>
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズは、日本企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTTデータグループのSAPグローバル体制とともに、NTTデータの国内におけるグループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP® ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。
<ポーライトについて>
ポーライトは、1952年に創業した総合粉末冶金製造会社です。自動車部品、産業機械、情報機器、家電製品などに向けた『粉末冶金製品製造技術』については、国内のみならず、海外からも高い評価を獲得し、軸受生産個数は世界一を誇る企業です。また、現在では台湾、シンガポール、マレーシア、中国、アメリカ、インドに生産拠点、香港、フランス、アメリカに営業拠点を有し、ワールドワイドのデマンドに応え、どこへでも製品を供給できる体制にあります。