株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ（所在地：東京都中央区、代表取締役社長：磯谷 元伸、以下 NTTデータGSL）は、Board社（所在地：スイスキアッソ、Board Japan株式会社 東京都千代田区、取締役社長：篠原史信）と提携し、2020年7月6日より本格的にBIソフトウェアソリューション「Board」の提供を開始します。
NTTデータGSLは、2018年7月より、Board社のライセンス・導入パートナーとして、EPM/IBPおよびBIソフトウェアソリューション「Board」のPoC(実証検証)を実施していました。その結果、スムーズなシステム連携と経営管理の高度化においてその有用性が実証されたことから、この度、本格的に同ソリューションの提供を開始することになりました。
BIソフトウェアソリューション「Board」は、経営管理（EPM）と統合事業計画（IBP）およびシミュレーション（BI）をワンストップで実現するプラットフォームです。Boardは既存システムと連携し、実績データの可視化から課題・傾向をつかみ取り、未来の営業計画・財務計画を、組織階層の上下双方向で立案することにより、実績と見通し数字を組み合わせたフォーキャストを実現する事ができます。経営環境の変化に対する財務・非財務KPIの変更もノンプログラミングで対応できるため、分析の内製化、報告の迅速化に対応することができます。
NTTデータGSL では、現在、ニーズが高まっている迅速で的確な意思決定のための情報プラットフォームとして、SAP Certifiedのコネクタを含むソリューションである「Board」を販売することで、SAP ERPソリューションを活用している多くの企業のデジタルトランスフォーメーションに向けた経営管理の基盤ソリューションを提供します。具体的には、GSLがSAP ERPソリューションと連動したEPMソリューションとして構築、エコシステムの有機的統合を実現します。
「Board」は、会計から、ロジスティック、生産エリアを統合した経営情報管理全般をカバーするソリューションによって、BIツールなどのポイントソリューションの組み合わせと比べ、トータルで安価に、高機能なプラットフォームを活用することができます。NTTデータGSL では、SAP ERPソリューションを活用し、複数の拠点で、情報の集計や経営情報の予実管理、経営シミュレーションなどの課題に取り組んでいる大企業を主な対象に、2022年度までに10件の受注を目指しています。
＜NTTデータ グローバルソリューションズについて＞
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズは、日本企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTTデータグループのSAPグローバル体制とともに、NTTデータの国内におけるグループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP® ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。
＜Boardについて＞
Board Internationalは、1994年に設立されたスイスと米国ボストンに本社を置くソフトウェア企業です。Board Japan株式会社はBoard Internationalの子会社です。企業の意思決定を支援する経営管理（EPM）、情報分析（BI）及び予測分析アプリケーションを一つのプラットフォームで提供するBoard は、業種や業界を問わず世界で100か国以上、3,000社以上の企業に導入されています。
Board の経営管理プラットフォームを活用することで、正確で包括的な事業データを一元的に把握し、経営戦略からオペレーションの実行まで企業全体のパフォーマンスを管理することが可能です。Coca-Cola、Ricoh、Puma、三菱電機、NEC、KPMG、Siemens やZFグループといったグローバル企業がBoard を導入しています。
ホームページ
www.board.comまたは、www.board.com/jp。
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