2021/02/17
米ベルーセン社と業務提携し、顧客のDXを促進
~AIを活用したクラウドプラットフォームとの連携により、
SAPソリューションの在庫管理・サプライチェーン管理をさらに強化~
~AIを活用したクラウドプラットフォームとの連携により、
SAPソリューションの在庫管理・サプライチェーン管理をさらに強化~
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:磯谷 元伸、以下 NTTデータGSL)は、2月17日、AIを活用した在庫管理ソリューションを提供するVerusen社(所在地:米国ジョージア州アトランタ、創業者兼CEO:ポール・ノーブル、旧オーティット社、以下ベルーセン社)と、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)実現を支援するため、業務提携を行いました。
ベルーセン社は、SAP社が展開するスタートアップ支援プログラム「SAP.iO」企業に選定されており、在庫情報を可視化し、AIを通じてサプライチェーン上での在庫管理を最適化するクラウドプラットフォーム「Verusen(ベルーセン)」を提供しています。ベルーセンにより各拠点に保管されている在庫情報を分析、可視化することで、在庫管理費用を削減し、また在庫の過不足による機会損失や廃棄を防ぐことが可能になります。今、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市場や社会環境の変化に素早く対応できる、よりインテリジェントなサプライチェーン管理が求められています。在庫の可視化に加え、ベルーセンのクラウドプラットフォームは、精度の高い在庫情報に基づいた需要予測を行い、最適なタイミングで調達を行うなど、サプライチェーンの最適化を実現します。
また、ベルーセンのクラウドプラットフォームは、SAP社のERPを含む、複数のシステムと連携可能であり、最新のAI技術でSAP S/4HANA上での在庫管理やサプライチェーン管理を最適化することができます。NTTデータGSLは、本業務提携により、同社が提供するSAPソリューションの在庫管理機能やサプライチェーン管理機能をさらに強化し、SAP社のS/4HANAを利用する同社の顧客に対し、ベルーセンのクラウドプラットフォームを提供することで、顧客のビジネスの生産性向上を支援します。
なお、ベルーセンのクラウドプラットフォームが日本で提供されるのは、今回が初めてです。NTTデータGSLは、本日よりベルーセン社との共同マーケティングを開始し、5月より本サービスの本格展開を予定しています。
<NTTデータ グローバルソリューションズについて>
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズは、日本企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTTデータグループのSAPグローバル体制とともに、NTTデータの国内におけるグループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP® ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。
<ベルーセン社について>
ベルーセン社は、2015年にオーティット社として設立、本社は米国ジョージア州アトランタ。2019年にベルーセン社に改称。同社は、AI技術を活用して在庫とデータ管理を革新し、サプライチェーンのデジタルトランスフォーメーションを促進するテクノロジー企業であり、SAP社が展開するスタートアップ支援プログラム「SAP.iO」に選定されています。同社が提供するクラウドプラットフォームは、ERPやMicrosoft Excelなど複数のデータソースの在庫データをAIで分析し、可視化することで、在庫費用を削減するほか、正確な在庫情報に基づく需要予測を通じ、製造業におけるサプライチェーンの最適化に貢献します。
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