個別生産型・多品種少量生産型製造業向け
「PLM-ERP連携アセスメント&PoCサービス」の提供を開始
~設計と生産のデータ連携による個別生産化する製造業のDX支援サービスを
7月7日より提供開始~

2021/07/07

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:磯谷 元伸、以下NTTデータGSL)は、202177日より、個別生産型および多品種少量生産型製造業向けに、部門横断での業務効率化、設計と生産の連携システムの実現、そしてDXを推進する「PLM-ERP連携アセスメント&PoCサービス」の提供を開始します。

近年、製造業においては、情報社会化の進展や技術発展によるニーズの多様化により、多くの製品において少品種大量生産から多品種少量生産への転換が求められてきました。しかし、多品種少量生産は、個別仕様の人によるマニュアルな伝達や、度重なる仕様変更対応時の連携・連絡漏れなどにより、品質不良や納期遅延、過剰在庫等、経営にも影響を与えかねないほどの課題を抱える企業も多いのが現状です。「PLM-ERP連携アセスメント&PoCサービス」は、この課題に対応するアプローチの一つとして、設計データを管理するPLMProduct Lifecycle Management:製品ライフサイクル管理)と調達、生産などのデータを管理するERPEnterprise Resource Planning:統合基幹情報システム)のシームレスな連携の実現を支援するサービスです。

PLM-ERP連携アセスメント&PoCサービス」は、アセスメントサービスと、オプションであるPoC検証の2つのフェーズで構成されます。アセスメントサービスは、「フル診断サービス」と「クイック診断」との2つのメニューから選択することができます。「フル診断サービス」は、現状調査、プレヒアリング、部門ヒアリング、課題分析、解決方針の提供までをセットで提供し、「クイック診断」はフル診断サービスのうち、現状調査、ヒアリングを簡易に行う簡易ヒアリング、課題分析を提供します。

また、「PoC検証」は、検証用のSAP S/4HANA環境に設計データを取り込み、設計の実データをもとにしたマスタ整備のデモ環境を構築します。

NTTデータGSLでは、すでに組立製造業を中心として、産業機械、装置設備機器、輸送用機械部品、精密機械などに加え、従来量産型生産を中心としていた電子機器や自動車部品など、多くの製造業よりお問い合わせをいただいています。このような状況の中で、各企業のシステム化の状況や生産方式など、個別の環境に依存する要素は排除できないことから、「PLM-ERP連携アセスメント&PoCサービス」のニーズの高さをとらえ、提供開始に至りました。本サービスは、企業ごとの現状診断および解決の方向性を短期間・低コストでまとめ、あるべき姿の実現に向けてその第一歩を迅速に踏み出すことを支援するサービスです。

アセスメントサービスは、「フル診断サービス」が800万円(税込880万円)より提供し、診断期間は8週間から、「クイック診断」は350万円(税込385万円)より、診断期間は4週間から提供します。また、「PoC検証」は200万円(税込220万円)より、検証期間は3週間から提供します。

なお、NTTデータGSLでは、個別生産型の製造業で設計情報と生産情報の連携に課題を持つ企業をターゲットに、「PLM-ERP連携アセスメント&PoCサービス」の受注件数を今後3年間で10件と見込んでいます。

<NTTデータ グローバルソリューションズについて>

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズは、日本企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTTデータグループのSAPグローバル体制とともに、NTTデータの国内におけるグループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP® ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。

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