国境なき医師団 日本事務局における 「SAP Business ByDesign」導入を支援
~業務標準プロセスの確立、業務効率化に大きく貢献~

2021/10/20

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:磯谷 元伸、以下 NTTデータGSL)は、20215月より、特定非営利活動法人 国境なき医師団日本(事務局:東京都新宿区、会長:久留宮 隆)のSaaS型パブリッククラウド「SAP Business ByDesign」の導入を支援し、20217月に予定通り本番稼働しました。

国境なき医師団(Médecins Sans Frontières=MSF)は、1971年、独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体として設立、1992年には日本事務局が発足しました。国境なき医師団の活動は、緊急性の高い医療ニーズに応えることを目的としています。紛争や自然災害の被害者や、貧困などさまざまな理由で保健医療サービスを受けられない人びとなど、その対象は多岐にわたります。国境なき医師団日本事務局の現行基幹システムは、予算管理システムと会計管理システムが独立しており、情報の二重入力など業務負荷が高く、業務が属人化していました。そこで、業務プロセスを仕組みに合わせることで属人化を排除し、業務プロセスの標準化を実現するために、システム刷新が必要と判断し、パブリッククラウドのSaaSERPである「SAP Business ByDesign」を選定、20215月から導入プロジェクトを開始しました。

本プロジェクトは、「SAP Business ByDesign」の標準プロセスをベースに要件確認を実施し、確立された導入方法論に沿って、業務を仕組みに合わせる「Fit to Standard」(導入の考え方)の方針で推進しました。これにより、データ入力工数を削減して経営状況をリアルタイムに把握できる経営基盤を構築するとともに、データ品質向上を図り、業務プロセス標準化を約2.5ヶ月の短期間で実現しました。20217月に本番稼働した後、現在も安定稼働しています。

<NTTデータ グローバルソリューションズについて>

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズは、日本企業のグローバル展開に伴うシステムのグローバル化需要の拡大に対応するため、2012年7月に設立されました。NTTデータグループのSAPグローバル体制とともに、NTTデータの国内におけるグループ会社に分散していたSAPソリューション、業務ノウハウの一体化を図り、SAP® ERPシステムの導入から保守運用、拡張開発支援など、多岐にわたるサービスをワンストップで提供し、NTTデータグループにおけるSAP事業の中核会社として、企業の戦略的な事業経営をサポートしています。

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