株式会社T4C BIソフトウェアソリューション「Board（ボード）」の協業を
本格的に展開開始
～SAPビジネスのさらなる拡大にむけた、業界トップレベル同士の企業による協業～

株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ（所在地：東京都中央区、代表取締役社長：磯谷 元伸、以下 NTTデータGSL）と株式会社T4C（所在地：東京都品川区、代表取締役：日比野 圭介、以下T4C）は、BIソフトウェアソリューション「Board」の領域において、2023年5月より、本格的な協業を開始しました。

BIソフトウェアソリューション「Board」は、経営管理（EPM）と統合事業計画（IBP）およびシミュレーション（BI）をワンストップで実現するプラットフォームです。「Board」は既存システムと連携し、実績データの可視化から課題・傾向をつかみ取り、未来の営業計画・財務計画を、組織階層の上下双方向で立案することにより、実績と見通し数字を組み合わせたフォーキャストを実現する事ができます。経営環境の変化に対する財務・非財務KPIの変更もノンプログラミングで対応できるため、分析の内製化と迅速な報告に対応することが可能です。

NTTデータGSLは、2020年7月より、日本においてスイスのBoard社のライセンス・導入パートナーとして、BIソフトウェアソリューション「Board」の提供を開始しています。また、「SAP S/4HANA®」をはじめとするSAPソリューションの導入実績については、業界でもトップクラスの実績を有しています。さらには、管理会計・連結の案件経験を多数有しており、その実績をもとに、「Board」のサービスの提供を開始して、さらなる導入の拡大を図っています。

また、T4Cは、2002年の創業以来、SAP認定パートナーとして、SAP導入コンサルティングを主軸の事業とし、数多くのシステム導入を行い、会計、連結会計、人事・給与、経営の可視化と各モジュールにおいて、新規導入の支援を行ってきました。特に連結会計プロジェクトにおいては40社以上の新規導入実績を誇っています。

T4Cの持つ連結会計の導入ノウハウ、NTTデータGSLが持つグローバルでの会計およびSCMエリアも含めたSAPデジタルコアの導入ノウハウをベースに、データ活用の観点から会計領域のみならず、SCMエリアを含めたグローバル管理連結システムのサービス提供を行い、製造業の顧客を中心として管理会計DXの実現をより強固にし、今後3年（2026年末）を目途に10社への導入を目指します。

SAPビジネスにおけるエコパートナーを拡充することで、アライアンスによる新たなビジネスモデルの創出を目指します。また、両社は、それぞれが持つコンサルティング力や導入実績、経験やノウハウを活用して、共同でSAPシステムの構築、マイグレーション等を行うとともに、デジタルコアと位置付けられる「SAP S/4HANA」との連携を強化し、両社のノウハウを活用していきます。また、「Board」単独の案件であっても、NTTデータGSLとT4C両社のノウハウや経験を活用し、基幹系との連携による、DX化を実現します。