2020/01/14
SAP S/4HANAへの移行を支援するサービス「i-KOU!」 2020年1月15日より提供開始 ~2025年のSAP ERPのサポート終了を前に、より短期間、低価格で 既存のシステムのアセスメントおよびPoCと移行を実現~
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:磯谷 元伸、以下 NTTデータGSL)は、2020年1月15日より、「SAP S/4HANA」への移行を支援するサービス「i-KOU!(イコウ)TM」の提供を開始します。
「i-KOU!TM」は、2025年のSAP ERPのサポート終了を前に、SAP S/4HANAへの移行を検討するユーザー企業が、より短期間、低価格で既存のシステムのアセスメントおよびPoC(Proof of Concept:概念実証)を実施し、移行方法やリスクを見極め、円滑にSAP S/4HANAに移行することを目的としたサービスです。NTTデータGSLでは、既存SAP ERPシステムの「アセスメント&PoC」とSAP S/4HANAへの「移行実施」の二つのフェーズに分けており、必要に応じてユーザー企業が、利用するサービスを選択することが可能です。従来のSAP ERPとSAP S/4HANAでは機能や内部のデータ構造が異なるため、単純な移行が難しいという側面がありますが、NTTデータGSLでは、新規にSAP S/4HANA環境を構築する「Greenfield」、技術的な移行を行う「Brownfield」に加え、SNP社のツールを使用した「BLUEFIELDTM」などの移行方式に対応し、アセスメント&PoCを通じて得られた分析結果をもとに、ユーザー企業の要件や環境に応じた移行方法を提案します。
本サービスは、個別のユーザー企業に対応し、すでに実績のあるSAP S/4HANAへの移行サービスを「i-KOU!TM」サービスとして整理、メニュー化を図ることで、よりわかりやすい体系でサービスを提供します。「i-KOU!TM アセスメント&PoC」サービスでは、特に移行時の課題となりやすい「アドオン機能診断」、SAP S/4HANAの機能評価を行う「標準機能診断」、および実際に移行作業を行いインフラ環境の評価を行う「事前検証環境構築(PoC)」のメニューで構成され、個別メニューの選択も、組み合わせでの利用も可能です。
本サービスの提供価格は、移行の最初のステップとなる、アセスメント&PoCサービスのメニューである「アドオン機能診断」を250万円(税別)から、「標準機能診断」を150万円(税別)から、「事前検証環境構築」を500万円(税別)から提供し、アドオン機能診断と標準機能診断のセット価格で350万円(税別)から、アドオン機能診断、標準機能診断、事前検証環境構築のセット価格で800万円(税別)から提供します。なお、NTTデータGSLでは、現在SAP ERPを利用しているユーザー企業をターゲットに、2020年のアセスメント&PoCサービスの受注件数を年間20件と見込んでいます。
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