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できることを増やす。個性を活かす。
GSLの環境だから安心して成長できた。

interview 01

「GSLなら成長できる GSLなら実現できる」。そんなスローガンを掲げるGSL。
働く現場では、実際に若手はどのように成長し、どのように目指すキャリアを実現していくのでしょうか。そこで、今回はGSLが実施している「2カ年フォロー制度」にフォーカス。2年間、新卒で入社した社員にOJTトレーナーと育成責任者が関わりながらキャリア形成を図っていくこの制度を活かし、着実なステップアップを果たした若手社員の様子を紹介します。

プロジェクトメンバー

Y.H.

Y.H.

ゼネラルビジネス事業部
シニア・コンサルタント
2018年 キャリア入社

サプライチェーンマネジメント(SCM)コンサルタントとして要件定義から稼働後サポートまで幅広く経験。H.U.のOJTトレーナーとして教育を行う。

H.U.

H.U.

ゼネラルビジネス事業部
ジュニア・コンサルタント
2020年 新卒入社

海外留学をした経験から「日本企業の海外事業展開の成功に貢献したい」と考え、GSLに入社。主に購買・生産領域を担当。

T.T.

T.T.

ゼネラルビジネス事業部
シニア・マネージャー
2012年 新卒入社

GSLで幅広い経験を積み、シニア・マネージャーに。H.U.の育成責任者として、Y.H.とともにキャリア形成に携わる。

INTRODUCTION 1

お客様は東京に本社を置く、フッ素樹脂・ゴム・シール材を製造する大手メーカーです。古いバージョンのSAPシステムを新しいバージョンへ移行するというプロジェクトに参加しました。GSL社員10人程度とビジネスパートナー(協力会社)の開発者数人でチームが構成されました。H.U.は、生産分野の導入に携わり、データ移行から本番稼働後のサポートまでを支援しました。1年目のH.U.にとっては、新人研修を経て初めてのプロジェクトとなりました。

上司を信頼して挑戦した、初めてのプロジェクト。

Q

1つ目のプロジェクトでは、1年目のH.U.さんにどのようなことを期待していましたか?

Y.H.

H.U.さんにお願いしたのは、議事録の作成やデータ移行、手順書の制作などのサポート業務です。まずは、GSLの仕事の大まかな流れを知ってもらおうと思いました。お客様がどんなことを期待しているのか、そのためにどんな提案をしなければならないのか、その提案を実現するためにどんな作業を行う必要があるのか、一連の業務を学んでもらうためにも、まずはお客様との打ち合わせの場に同席し議事録の作成を行うことからスタートしてもらいました。

T.T.

初めてのプロジェクトで、本人はもちろん私たちもH.U.さんの能力がわかりませんでしたので、まずは何ができて、何が苦手なのか、少しずつ業務に取り組んでもらいながら、H.U.さんの志向を確認しようと思いました。

Q

プロジェクトに臨むときの心境について教えてください。

H.U.

当時の私は研修を終えたばかりでした。そして、研修で学んだこととは異なる分野の担当として、このプロジェクトにアサインされました。専門的な知識も求められる仕事で、正直「本当に私にできるのだろうか」と不安を感じていました。しかし、T.T.さんも、Y.H.さんも、「今回はここまでやってみよう」「これができたから次はここを目指してみよう」と私のレベルに合わせて、業務を割り振っていただき、安心して業務を進めることができました。

一つずつ着実に、目の前の課題を解決していく。

Q

プロジェクト中の印象的だったエピソードを教えてください。

H.U.

データ移行業務が印象に残っています。古いシステムから新しいシステムへデータを移行する作業では、もし間違った値を移してしまったら、お客様の業務に大きな支障を来します。ですから万全を期すために、Y.H.さんと電話をつなぎながら、一つひとつ「この作業で合っていますか?」と確認をしながら進めていきました。

Y.H.

H.U.さんのいいところは、わからないことは素直に「わからない」と周囲に伝えて教えを請うことができること。コミュニケーション力が高い人だと感じました。

T.T.

素直に周囲から学ぼうとするH.U.さんと面倒見の良いY.H.さんは、とても相性がいい2人でしたね。

Q

このプロジェクトを経て、どのような手応えや反省を得ましたか?

H.U.

無事プロジェクトを終えて、焦らずに1つずつできることを増やしていけば良いと感じました。議事録やデータ移行など、任された業務は責任を持って完璧に対応できるようにする。その積み重ねで少しずつ自信がつきました。

Y.H.

データ移行作業を終えて、お客様のシステムが本稼働した後、スムーズに運用ができるかどうかのサポートもH.U.さんにお願いしました。エラーが発生したとき、積極的にお客様とコミュニケーションを取って、課題や障害を解決しようとする姿に成長を感じました。

H.U.

ただ、知識や技術はまだまだ勉強不足だと感じました。Excelを上手く使いこなせず、作業に時間がかかってしまったのは反省点でした。

T.T.

とはいえ、文系で入社する人も多いのがGSLです。たとえすぐにExcelが使えなくても実務の中で一つずつ身につけていけば問題ありません。実際にH.U.さんも、プロジェクト当初よりは格段に使いこなせるようになっています。

INTRODUCTION 2

お客様は、東京に本社を置く、スポーツ用品を製造する大手メーカーです。SAPシステムの新規導入プロジェクトのサポートチームとして参加し、のちに中核メンバーになりました。GSL社員30人程度でチームが構成されました。T.T.・Y.H.・H.U.の3人は、開発フェーズから本番稼働後のサポートまで担当しました。当時2年目だったH.U.にとっては、2つ目のプロジェクトです。購買・在庫関連の課題対応・ユーザトレーニング・テスト・稼働後ユーザサポートを担当しました。

規模が大きく複雑なプロジェクトだからこそ、主体的に動く。

Q

2つ目のプロジェクトについて教えてください。

Y.H.

お客様は、グローバルに事業を展開するスポーツメーカーです。SAP製品の新規導入案件で、私たちは開発フェーズの途中からプロジェクトに参加しました。

T.T.

ただ、お客様のビジネスの特性上、業務の範囲が広く、プロセスも複雑だったため、システムに落とし込む際にいくつもの課題が出てくる状況でした。そのため、お客様の業務の全体像を整理し、顕在的なものから潜在的なものまで課題を全て洗い出し、一つひとつ解決していく必要がありました。

Q

2つ目のプロジェクトでは、2年目のH.U.さんにどのようなことを期待していましたか?

Y.H.

1つ目のプロジェクトと比べると、一気に規模も大きくなり、複雑な案件になりました。その分、お客様やチームメンバーと密に連携する必要がありました。H.U.さんは、どんな人とも円滑にコミュニケーションを取る力があるため、いろいろな人と関わる中で自分の価値を発揮してくれたらいいなと考えていました。

T.T.

お客様と直接やり取りさせたのは、ある程度のコミュニケーション力を身につけてからです。人それぞれのペースでそのような業務を任せるようにしていますが、もともとコミュニケーション力が高かったH.U.さんは、すぐにお客様の前に送り出すことができました。

Q

プロジェクトに臨むときの心境について教えてください。

H.U.

1つ目のプロジェクトは小規模だったため、誰が何をしていて、現在案件がどんな状況なのかを常に把握することができました。しかし、2つ目のプロジェクトはわからないことだらけでした。だからこそ、自分でアンテナを張って、主体的に情報をキャッチしていこうと考えました。「このタスクはどうなっていますか?」「現在こういう状況だと思いますが、大丈夫ですか?」など、自ら周囲に働きかけていきました。

上司の働きかけで、自分の強みに気づくことができた。

Q

プロジェクトで印象的だったエピソードを教えてください。

H.U.

当初、お客様からの質問に自信を持って回答できず、悩んでいる時期がありました。そのときに、T.T.さんから「もっと自信を持っていいよ。大丈夫だから」と声をかけてもらいました。その一言で吹っ切れ、「間違っているかもしれないけれど、とりあえず飛び込んでみよう」と積極的にお客様とコミュニケーションを取れるようになったのは、大きな転機でした。

T.T.

着実にお客様との関係性を深めていく姿を見て、本番稼働前にお客様に操作を教える重要な業務の大部分を思い切ってH.U.さんに任せることにしました。チャレンジングな仕事だったと思いますが、終わってみるとお客様の方から気軽に声をかけていただくほど仲良くなっており、驚きました。

Q

今後、GSLでどのように成長していきたい・成長してもらいたいと考えていますか?

H.U.

T.T.さんとY.H.さんのおかげで、「人とコミュニケーションを取るのが好き」という自分の個性を強みにすることができました。この強みを活かしつつ、SAPソリューションの専門知識やお客様の業務理解を深めていくことで、大きな価値を発揮できるようになれたらと思います。そうやって社内外問わず多くの人と信頼関係を築き、いつか「H.U.さんにお願いしたい」と指名されて仕事ができるようになることが、今の目標です。

Y.H.

これからは、徐々に独り立ちをしていくフェーズです。ゴールに対して、どういう作業が必要で、いつからいつまでにやらないといけないかといった計画を立てて、自ら実行できるようになれば、自然とひとり立ちできるようになるはずです。そこまで辿り着けるようにサポートを続けて、成長を見守っていきたいと思います。

T.T.

H.U.さんに限りませんが、人それぞれできること・できないことがあり、できるようになるペースも異なります。やったことのないことができないのは当たり前です。新しいチャレンジを経験する中で、1つずつ身につけていけばいいのです。そうやって、できることを着実に増やしてほしいです。焦ることなく、自分のキャリアをつくってもらえたらと思います。

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